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Lektion14 分離動詞と時間表現

今回は分離動詞と時刻の表し方についてやっていきます。

1.動詞が離れ離れに

独和辞典をパラパラとめくっていると、an|rufen のように単語の途中に棒が入っているものがあります。
これが分離動詞です。
その名の通り、分離します。

まずは、このan|rufen (~4に電話をする)を使った例文を見てください。
「~」の右上に4が小さくなっているのは、「~」は4格ですよ、という意味です。
これが2なら2格、3なら3格です。
ドイツ語を勉強する上でこの右上の数字の意味は必ず知っておいてください。

・Ich rufe Thomas an.(私はトーマスに電話する。)

このように、不定詞のan|rufen は棒の前と後で2つに分かれ、
前にあったan は文末に、
後ろにあったrufen は人称変化した形で定動詞の位置にきます。
この前側のan のことを「(分離)前綴り」といいます。
分離前綴りは、前置詞として使えるものが多く、
また分離前綴りをとった分離動詞は、通常の動詞として別の意味を持つものとなっています。
例を挙げれば、auf|stehen やaus|gehen などです。
auf やaus は前置詞として、stehen やgehen は単独の動詞として意味を持っていますよね。

大事なのは、上の例文を見て、意味がわからなかったときに「rufen 」で辞書を引かないこと。
これで引いてしまうと、「呼ぶ」という意味が出てきて、文の意味が違ったものになってしまいますし、
文末のan が何なのかわからなくなってしまいます。
通常、前置詞は名詞の「前」に「置」くものなので、文末にあったら、
「ふむふむ、これは分離動詞だな。」と思い、定動詞とセットにして意味を考えてなければなりません。

2.非分離動詞

分離動詞に似ている動詞で、非分離動詞というのがあります。
分離動詞に非ず と書くので、普通の動詞かと思うかもしれませんが、そうではありません。
これは、前綴りを持っていながらも、分離しない動詞のことです。
この前綴りを「非分離前綴り」といいます。

代表的な非分離前綴りは
be-, emp-, ent-, er-, ge-, ver-, zer-
などが挙げられます。

この中からbe- という前綴りを持っている、beginnen (~4を始める)を使って例文を作ってみましょう。

・Wann beginnt die Party?(パーティーはいつ始まりますか。)

このように、普通の動詞となんら変わることなく使うことができます。

非分離動詞について1つだけ注意が必要なのは、非分離前綴りにはアクセントを置かないということです。
ドイツ語は第一音節にアクセントを置くのが基本ですが、
上のbeginnen ならば「gi 」 にアクセントを置いて発音します。

アクセントの例外の話をしたので、ついでに1つ。
ドイツ語の動詞には-ieren で終わる形のものがあります。
studieren (大学で勉強する)などがそうです。
このタイプの動詞は、外来語を無理やりドイツ語の動詞化したものです。
そして、不定詞が-ieren で終わる動詞はアクセントが-ieren の部分にあります。
以上、アクセントの例外のお話でした。

3.いま、~時です。

最後に、時間の表し方です。
ドイツ語で「今何時ですか?」と聞く聞き方は2つあります。

Wie spät ist es?(今何時ですか。)

Wie viel Uhr ist es?(今何時ですか。)

この2つはフレーズとして覚えておきましょう。
そしてこの答え方としてこのフレーズ。

Es ist ~ Uhr.(今は~時です。)

「~」の部分には数字を入れましょう。

「~時に」というのは、um ~ Uhr
「~時ごろ」ならgegen ~ Uhr
といいます。
この2つと覚えたばかりの分離動詞を使って例文を作ってみます。

・Ich gehe um acht Uhr aus.(私は8時に外出します。)

・Ich gehe gegen 15 Uhr aus.(私は15時に外出します。)

ドイツ語では12以下の数ならば文字で、13以上ならば数字で表すのが普通のようです。

さて、それでは13時16分など、キリの悪い時刻の表現を覚えていきましょう。
まずはじめに日本語同じように時間→分の順番に述べていく方法。

13:16 dreizehn Uhr sechzehn
18:22 achtzehn Uhr zweiundzwanzig

次に、~時半の表現

3:30 halb vier (半分4時)
6:30 halb sieben (半分7時)

そして、キリのいい時刻±10分以内ならば、~時~分前という言い方。

6:08 acht nach sechs (6時の8分後)
7:56 vier vor acht (8時の4分前)
3:34 vier nach halb vier (3時半の4分後)
3:28 zwei vor halb vier (3時半の2分前)

halb というのは「半分」のことです。
また、~時15分というのはたくさん表現があります。

7:15 fünfzehn nach sieben (7時の15分後)
   Viertel nach sieben (7時の4分の1時間後)
   Viertel acht (4分の1 8時)

Viertel は英語のクォーターで、4分の1のことです。
~時45分もこれに似た表現です。

7:45 fünfzehn vor acht (8時の15分前)
   Viertel vor acht (8時の4分の1時間前)
   drei Viertel acht (4分の3 8時)

最後に、単に「○○:○○」と書き表す場合ですが、
日本のように「○○:○○」という書き方はせず、
「○○. ○○Uhr 」と書きます。

日付についての話もしておきます。
ドイツ語で「~日に」というのは「am ~.」と表します。
4日ならam 4. となります。
この数は序数になるので、読み方は「アム フィーァテン」
点をそのまま「テン」と読めるのがおもしろいですね。
「○○年○○月○○日に」は日本語の逆、
すなわち「am 4. April 1998 」のように日付から表現していきます。

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noch einen Schritt weiter ~もう一歩先へ~

ここでは非人称のes の話をします。
今回学習した「Es ist ~ Uhr.」の文の主語、なんだかわかりますか?
この文の主語はEs なんです。
日本語では「今9時です」なんて言う場合主語はなくてもいいんですが、
ドイツ語では省略できないんですね。
こういう場合、とりあえず主語として置いておいてやるes を非人称のes といいます。

es を使った重要表現に「es gibt 4格」(~4がある、いる)があります。
これはとても良く使う表現なので覚えておきましょう

・Es gibt hier einen Hund.(ここに1匹の犬がいる。)

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